ハノイふしぎ発見!

ベトナムハノイの駐在妻ブログ。海外赴任Tipsとゆかいな日常を綴ります♪

見てしまった…ベトナム人の貧しい現実。

先日、日本語学校で、作文を添削をしました。

お題は「将来の夢」。

作文には、日本で成功したいとか、

大きな家を買いたいとか、

明るい未来をつたない日本語で綴られていました。

 

その中で、手がとまってしまった作文がありました。

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以下、抜粋です。

 

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私は山の方で生まれました。

そこでは、びんぼうがたくさんいます。

お金がありませんから、子供は学校へ行けません。

ですから、私はいつでも金持ちになりたいです。

もし、お金があったら、家族を手伝います。

次に、ふるさとのみんなを手伝います。

ふるさとのみんなは、仕事がありません。

会社を作って、道と病院を建てます。

そうすれば、みんな自分で働きに行けて、貯金できます。

生活がいいと、子供たちは学校へ行けます。

山の家から病院までとても遠いですから、病気の時はとても大変です。

近い病院があったら、みんなの生活は大変ではなくなります。

****************

 

この作文を書いたのは、

クラスで一番勉強していて、会話が上手な学生でした。

明るくて、いつも友達と楽しそうに勉強しています。

 

また、ハノイで生活していると

高層ビルがたくさんあるし、

街はいつも活気にあふれていると感じます。

 

でも、ベトナムにこんな現実があっただなんて。

学生の出身地はラオカイ省(サパがあるところ)です。

 

サパといえば、ハノイ住民にとっては有名な観光地で

「ビジネス民族」という言葉があるほど

民族を売りにしてもうけていると聞いたことがあったので、

この作文にあるような内容は意外でした。

 

この作文を読んで、私にできることはなんだろうと

考えさせられました。

学生の夢の第一歩である日本への留学が

叶いますように。

 

 

 

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