日本語学校ウラ話①ベトナム人が日本へ行く理由
私のベトナム駐在生活の主な活動の中に
日本語学校でのボランティア的活動があります。
コロナ騒動により現在活動は休止中ですが
約１年間でベトナム文化をたっぷり学び、
ひじょ〜〜に充実した時間を過ごせたので
その思い出の一部をここに残しておきたいと思います。
ベトナムから留学生や実習生として日本へ行く人は
ここ数年で激増していて、ベトナム内には日本語学校がたくさんあります！
一体なぜベトナム人は日本へ行きたがるのでしょうか？
ベトナム人が日本へいく理由①
「日本が好き」
うれしいことに、ベトナム人は日本好きの人がたくさんいます。
私が初めて日本語学校を訪れたときは、大歓迎してくれました。
また、ベトナムのテレビ放送で、日本を紹介する番組があるくらい
ベトナム人の中では、日本は身近な存在だそうです。
その番組では富士山や桜、金閣寺、大阪城などが紹介されているそうで、
ベトナム人はそれらが大好き。
それに、ベトナム人に欠かせないバイクは
ホンダが圧倒的に多く、
そして欠かせないのが、アニメやマンガ！
ベトナム語に翻訳されていて、
本屋さんでは子供達がマンガを立ち読みしているのをよくみます。
最近では鬼滅の刃も人気で、マンガはやっと３巻が出ていました。（日本では19巻まで）
このように生活の中で、自然に日本の文化に触れながら育つため
日本好きの人が多いようです。
ベトナム人に聞いた日本のイメージは・・・
・景色がきれい
・食べ物がおいしい
・交通が便利
・日本人は親切
だそうです。
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ベトナム人が日本へいく理由②
「お金を稼ぐため」
ベトナムの賃金は非常に低く、
時給はカフェで約80円、居酒屋で約100円、コンビニで約150円程度だそうです。
平均月収は約30,000円だそうです。
（ちなみにベトナム人の１ヶ月の生活費は
１万円で足りるそうです。）
日本へ行けば、
時給1,000円程度、留学生の法定労働時間である
週28時間以内で働けば、月に10万円以上もらうことができます。
これはベトナム人にとってはかなり大金で、
このお金で家族に仕送りしたいという人や、
ベトナムに帰ってから家を建てたいという人がたくさんいます。
ベトナムの地方で立派な家が建っているのを見ると
日本で稼いできたとわかる、と言っている人もいました。
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ベトナム人が日本へいく理由③
「ベトナムでいい仕事につくため」
ベトナム国内には、仕事があまりない地域があるそうです。
ベトナム国内の四大を卒業しても、高卒と給料が変わらないんだとか。
仕事があっても非常に安い賃金の仕事しかないそうです。
ベトナムでいい仕事につくための必須条件は
英語か日本語ができること、という話を聞きました。
要は外資系の会社や外国人相手に働くということですね。
自分も英語もベトナム語も勉強がんばろう！と思いました。
＊＊＊
こうやって
日本を好きになってくれて
一生懸命努力をして
日本へ来てくれることは
本当にありがたいことだと思います。
少子高齢化の日本だから
将来、自分が介護されるのは
ロボットかベトナム人だ、と言っている友達がいました。
たしかに、将来、日本の介護やサービス業の分野を支えるのは
ベトナム人が中心になっているかもしれませんね。
これからもたくさんお世話になるであろうベトナム人に
感謝しながら、ベトナム生活を楽しみたいと思います。
えっ、子供もビール飲むの？〜ベトナムの飲酒事情〜
先日、ベトナム人の友達のうちに遊びに行ったら
なんと、子供がビールを飲んでいたんです！
子供の年齢は、14歳、10歳、5歳です。
14歳、まだ許そう。
10歳、う〜ん。。
5歳、絶対だめでしょ！！ww
こっそり飲んでたわけじゃありません。
食事のとき、親がふつうに子供に与えてたんです！
たしかに、ベトナムには、お酒もタバコも何歳からという法律はないんです。
だから法律違反ではありません。
ちなみに気になって、世界の飲酒・喫煙に関する法律を調べたら
意外と年齢制限のない国もあるそうです。
主要な国では18歳以上がほとんどのようです。
それに、ベトナム人は仕事の日でも昼休みにビールを飲むなど、
アルコールへのハードルが低いんです。
とはいえ、、健康や成長を考えるとどうなんでしょうか？
ベトナム人が日本人より背が低いのはお酒のせいなのか？
子どもたちは、特に酔っ払ってなかったから、いいとしてるのでしょうか？
だからベトナム人はお酒が強いのか？
ビールが安いからなんでしょうか？
安いジュースもたくさん売ってるはずなんですが・・・
そもそもおいしいのでしょうか？
私は初めてお酒を飲んだ時、「お酒って苦い！」と思いました。
なぜ大人はこれを飲むのか？疑問に思いました。
ベトナムの子供は味覚が違うのか、子供の頃から飲んでいるから慣れているのか。
疑問ばかり生まれますww
さらに別の日。
またベトナム人宅での食事会にて、今度はなんと、
10歳の子供が、アルコール度数13％の梅酒とワインを飲んでたんです！！
ビールだけならまだしも、梅酒ロックにワイン！？
大人は「ちょっとだけ」と言ってるけど、
子供は「いっぱいちょーだい」とせびってました。。
私が驚いてるのをみておもしろくなったのか、
ワインを一気飲みした14歳の女の子は
さすがに酔っ払ってしまいました。。
そうやって大人になっていくのかなw
330ml、アルコール度数5％、20,000ドンくらい（約100円）。
飲み口あっさりで日本のビールのようなストロング感はないけど、
暑い日にスルスル飲めます。
カルチャーショック！〜コロナ騒動を通じて感じたこと〜
日々、コロナ感染拡大が報道される今日このごろ、
カルチャーショックをうけたことがいくつかあったので
ここに記そうと思います。
1.コロナソングが大流行
なんとびっくりコロナの歌が大流行しています。
↓こちらはオリジナルの歌ですが、（字幕で日本語訳見れます）
振り付けもあって、いろんな人や団体がマネして踊っているんです！
昔流行った、恋するフォーチュンクッキーを踊ってみた的なやつですね。
中には、大阪に住むベトナム人が、道頓堀で踊っている動画や、
ベトナムのイオンスタッフが踊っている動画もあります。
コロナ感染の暗いニュースが続く中、ベトナム人の根っからの明るさを感じました。
2.オレンジジュースが飛ぶように売れた
日本では、納豆がスーパーから消えたそうですね。
ベトナムではオレンジジュースが売れまくったそうです。
ビタミンたっぷりでコロナに打ち勝てると。
日本とベトナムで売れたものは違えど、考えることは一緒ですね。
3.休校は当たり前の感覚
日本で学校が休校になったとき、日本人はすぐに賛同できなかった人が多いと思います。
子供は感染しにくいという情報があったり、休みになった子供を面倒見る人がいない、
給食はどこにいくのかなど、さまざまな意見や問題があったかと思います。
しかしベトナムの場合は、休んで当たり前、休校賛成派がかなり多いそうです。
ベトナムは2月時点では、あまり感染者がいなかったのですが、
その時点での、来週も学校を休みにするかどうかという保護者アンケートの結果、
休みにするべきという意見が圧倒的多数だったそうです。
ちなみに小中高だけでなく、幼稚園も休みでした。
そもそもベトナムでは
両親より祖父母が育児する家庭が多いので、
子供の面倒をどうしようという家庭が少ないのも事実です。
でも、それ以上に健康を一番大切にしているということを感じました。
ベトナム人といると、よく「Sức khỏe」（健康）という単語を耳にします。
学業よりもなによりも大切なものはみんなが健康でいること。
それが一番ですね。
・・・
昨日、ベトナム航空が、日本行きの便を1ヶ月欠航すると発表しました。
他の航空会社も減便しています。
日本へ帰れなくなる日が近いかもしれません。
世界中で不安な日々を送る人が多い中ですが
みんなでこの危機を乗り越えられればと思います。
ベトナムでコロナ感染者が少ない理由
でも、今日3/17時点で感染者数はたったの57人。死者はまだいません。
他の国に比べて、なぜこんなに少ないのか？その理由は・・・
以下は完全なる個人の見解です。
1.ベトナム人は若い
ベトナム人の平均年齢は2018年で31歳です。（日本は46歳）
ニュースを見ていると、コロナウイルスは、
若年層より高齢者の方が感染しやすい傾向があると思っています。
ベトナムでは若くて元気な人が多いので、感染者も少ないと考えられます。
2.ベトナム人は菌に強い説
ベトナム、特にハノイは、PM2.5の影響で空気の汚さが世界1位です。
また、バイクが多く排気ガスが多い状況なので、たぶんベトナム人は肺が強いと推測されます。
実際、私はベトナムに住んでからの1年半くらいで、原因不明の高熱を3回くらい出しました。
病院で診てもらったところ、なんらかの菌が体内に入ったということだったんです。（インフルやデング熱は陰性だった）
つまり、ベトナムではいろんな菌が飛び交っているのがデフォルトなので、おのずと免疫力が高まっていると考えられます。
3.政府の対応が早かった
日本で休校措置がとられたのは3月からですが
ベトナムでは2月からでした。1ヶ月も早いです。
歩行者天国やイベント関連の中止も相次ぎ、自粛モードが続きました。
2月時点では感染者はたったの16人でかつほぼ完治しているという状態だったにも関わらず
自粛モードだったので、正直やりすぎでは？と思うほどでした。
でも結果、政府の対応は正解だったんだなとひしひしと感じます。
4.病院に行ってないor検査できる病院が少ない説
これは噂レベルの話ですが、ベトナムには保険の制度がないそうなんですね。
そのため医療費が高額です。
ベトナム人は病院にいくとき、同僚や親戚からお金を集めて病院へ行くんです。
そのため、本当は症状があるけど病院に行かず、検査をしていないだけ、という説があります。
また、病院や医療のレベルは日本などに比べると低い状況で、
コロナウイルスの検査ができる病院が少ないという説も聞きました。
実際、ベトナム人の友達も、本当はもっと感染者がいると思うと言ってました。
（それでいうと、日本も隠れ感染者がいると言われていますが。）
私なりにベトナムにおけるコロナ感染者が少ない理由を考えてみましたが、
まだまだ不安な日々が続いていますね。
一刻も早く元の生活に戻れるように祈ります。
ベトナム生活のいい所ベスト７
気づけば最後にブログを書いた日から1年半が経っていました。
結論、この1年半は、とても充実した生活でした。
うれしいことに新しい友達ができて、日本ではできない体験ができて、
ベトナムに来てとてもよかったと思っています。
もうすぐ4月、ベトナムに赴任される方も多いのではないでしょうか？
今日はベトナム生活のいい所７点あげてみます。
1.ベトナム人はとても親切
ベトナム人はいつも気遣ってくれたり、笑顔で対応してくれたり、本当に親切です。
特にバスにのると、若者が年上の人に席を譲るのは当たり前だし、
高齢者がバスを乗り降りするときに、若者が手を出して支えてあげるのも当たり前の風景。
いつも感心してしまいます。
2.ベトナム駐在員も親切
海外で生活する上で日本人とのつながりもとても大切ですよね。
ベトナムで出会った日本人も本当にいい人ばかり。
異国の地では外国人は少数派なので、
同じ日本人同士で助け合うのも当たり前の文化というか、
生活する上で必要な情報を交換したり、悩みを共有したりできるような素敵な方に
たくさん出会えました。
3.ベトナム料理はおいしい
日本にいたときのベトナム料理のイメージは、フォーとバインミーしか知らなくて、
他は辛いのかな、と思ってたのですが、
辛いものはあまりないし（というか辛くしたいときは自分で唐辛子やチリソースを入れるスタイル）、
おいしい料理にもたくさん出会えました。
もっとベトナム料理が日本にも広まったらいいのになーと思います。
4.旅行先の選択肢が増える
ベトナム国内にはハノイはもちろんのこと、有名な観光地がいくつも存在します。
また、島国の日本と違って隣国も短時間でいくことができるのも魅力だと思います。
私はまだタイと中国しか訪れていませんが、
バンコクなら飛行機で2時間で行けるし、中国は陸路で国境を超えることもできます。
3日もあれば、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアなども行くことができます。
5.日本人を歓迎してくれる
ベトナム人は日本人が好きです。
テレビで日本の番組があるそうで、桜や富士山、金閣寺や大阪城は有名だそう。
また日本語を勉強している人は多いし、
日本へ技能実習に行ったことがあるという人も大勢います。
日本人としてはとても誇らしいなと思います。
6.お金がたまる
これは日系企業（または外資系企業）からベトナムに赴任した場合ですが
家賃や生活費は会社負担だし、海外赴任手当があるし、
それなりの生活をすれば出費を抑えることはできるので
日本にいるときよりお金がたまりやすくなりました。
もはや出稼ぎにきている気持ちでいます。
7.日本がもっと好きになれる
とっても魅力的なベトナムで、ベトナムのことが好きになる一方で
日本の良いところも発見することができました。
清潔なところやサービスのよさ等。
一番は日本のモノはすぐれてるというところです。
例えば小さなことですが、ペットボトルで水を飲むときに、
キャップが壊れないとか、開けやすいっていうことも
ベトナムでは当たり前ではないんですよね。
私なりにベトナム生活で感じたいい所をあげてみました。
一方で、いい所ばかりというわけでもありません。
特に、せっかく友達ができても
駐在員という性質上、３〜５年くらいで帰国してしまう人がほとんどなので
日本にいる以上に、別れも多いのはさみしいです。
その分、出会いがあるというメリットももちろんありますし
今を楽しもうという気持ちも、日本にいる以上に高まりますが。。
また生活面でいうと、ベトナムは医療面が心配だったり
街が歩きにくい、汚い、衛生環境が悪いなどの問題はあります。
慣れるまでは大変だと思いますが、住めば都。
これからもまだまだベトナム生活を満喫したいと思います♪
注意！日本からの贈りもの受取りにお金がかかる！
日本の友達や家族から
贈りものを受け取るとき
受け取り側にお金がかかるって
知ってましたか？
先輩駐在員の方は
出産祝いで日本からギフトをいただいたとき
5,000円ほどかかってしまったそうです！
うれしいけれど
ちょっと複雑な気持ちですよね^^；
なぜかというと
日本からベトナムに物を送ると
関税がかかるからなんです。
ベトナムの国内産業を守るため
という理由かららしいです。
きっと海外駐在する方は
日本を離れるときに
何か欲しいものがあったら送るからね！
なんて優しいお言葉をいただくと思うのですが
関税が高いことを
お伝えしておいても良いかもしれないです^^
もう10月になったというのに
ハノイではまだまだ暑い日が続いてます。
牛さんたちも暑い〜と思ってるのかなー？
今週の食卓＆物価メモ〜出張帰りの癒し飯〜
ハノイに引っ越しをしてから
２週間足らずで
主人がホーチミンに出張に行くことになりました。
３泊４日で週末に帰ってくるとのことだったのですが
７泊８日に延長され、それはそれはさみしかったです。
話を聞いたりブログを見ると
意外と赴任先からの出張って多いようですね。
ホーチミンでがんばってきた主人を癒すごはん作りを
がんばりました。
＜オムライス＞
きよらのCMの「お布団をかけてください」が
たまらなくかわいくて
マネしているうちに
リラックマになってました。
＜牛ステーキ＞
主人が一番好きな食べ物である
牛肉を焼きました。
包丁の裏側でめちゃめちゃ叩いたら
少しだけ柔らかくなりました。
材料費のメモです。
・バジル108g（1束） 9,709VND⇨約47円
・ベビーリーフ200g 14,000VND⇨約67円
・玉ねぎ284g（小4つ） 11,928VND⇨約57円
・かいわれ大根150g 14,900VND⇨約72円
・クゥサン234g（1コ） 4,657VND⇨約22円
・にんじん212g（1本） 7,950VND⇨約38円
・おくら44g（3本） 1,408VND⇨約7円
・ライム70g（1コ） 3,500VND⇨約17円
・ミニトマト306g 18,054VND⇨約87円
・しめじ 21,000VND⇨約101円
・トマト520g（3個） 45,000VND⇨約216円
・えのき 15,500VND⇨約74円
・ベビーコーン154g（約15本） 16,925VND⇨約81円
・牛乳450m 25,100VND⇨約120円
・モッツァレラチーズ 70,900VND⇨約340円
・わさび 25,900VND⇨約124円
・マヨネーズ 29,900VND⇨約144円
・牛肉140g 53,900VND⇨約259円（385,000VND/kg⇨約1,848円）
・ベーコン200g 37,900VND⇨約182円
・ハム200g 192,500VND⇨約185円
・マンゴー（1コ） 11,610VND⇨約56円
・なし（1コ） 78,406VND⇨約376円
合計556,647VND（約2,672円）
やっぱりお野菜が安いですね。
ありがたいことです。
これからも安くておいしくてバエル料理が作れるように
精進したいと思います^^
