日本語学校ウラ話②ベトナム人の7つの習慣
おととし、初めて日本語学校を訪れた日から
驚きの連続でした。
日本とベトナムってよく似てると聞いたことがありますが
それでも日本と違う習慣はたくさんあるんだなと思いました。
私がびっくりした7つの習慣を紹介します。
ベトナム人のびっくり習慣①
みんなハダシ
まず学校に入ってびっくりしたのはコレです。
ときどきテレビで学生がハダシなのを見たことがありましたが
まさかベトナムといえど、首都ハノイでもハダシであることにびっくりしました。
靴下ではなく、ハダシです。
学生だけでなく、先生もハダシです。
たぶん暑いからだと思います。
冬になると、半分くらいの学生がスリッパをはきます。
ちなみに外でサッカーをしたときも、1割くらいの人はハダシでした。
ハダシでボールを蹴っても痛くないんだそうです!
たぶんみんな足の皮が非常に硬いと思います。
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ベトナム人のびっくり習慣②
宿題忘れたら腕立て伏せ
昭和か!?ってなりますよねw
授業中に寝てた人は廊下に立たされたのを思い出しました。
ベトナムでは腕立て伏せをさせられるようです。
ちなみに女性はスクワットさせられます。
遅刻した時も同様の罰です。
なかなか厳しいんですね。
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ベトナム人のびっくり習慣③
昼寝する
これは日本語学校に限らないですが
ベトナム人は昼寝の習慣があるんですね。
12時、昼休みになると、みんなでごはんを食べ始めます。
そして12時半になると、電気が消えました。
みんな机で寝ています。
また、学校の中には昼寝専用の部屋もありました!
ベットがたくさん並んでいて、何人かはその部屋で寝ていました。
たしかに、日本でも昼寝の効果が注目されてますよね。
ベトナム人は昔からその効果に気づいていたのかもしれません。
それに、ベトナムの昼間は暑すぎるので
働いたり勉強するのを避けている、という説もあります。
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ベトナム人のびっくり習慣④
授業中、席を立ちがち
授業中に「先生、出てもいいですか?」と言って、
席を立つ人が1時間で平均3人くらい。(20人中)
トイレに行ったり、親から電話がかかってきたり、
通販の品物が届いたり、、、
休み時間に済ましてくれ〜〜と思うようなことがたくさんありました。
集中できないな、と思う反面、
自由度が高くてストレスがなさそう!とも思いました。
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ベトナム人のびっくり習慣⑤
貸し借りが多い
ベトナム人は、所有物の境界線があいまいというか、
いつも分け合う文化なんです。
日本語学校でも例外なく、特に消しゴムは約5人で1こぐらいを使っていました。
教科書を隣の人に見せてもらっている人も、クラスに2、3人います。
毎日朝から晩まで同じ教科書で日本語を勉強しているのに
なぜ忘れるのか?ものすごい疑問でした。
一番びっくりしたのは、メガネの貸し借り。
授業中、とある男の子に、「ホワイトボードに書いたことを読んで」とお願いしたのです。
すると男の子は目が悪くて見えなかったのか、
隣の女の子がかけているメガネをむしり取って使ったのですw
当たり前のように友達からメガネを奪う学生を見て、私はびっくりしましたが
メガネを奪われた女の子も特に怒ったりすることもなく、普通でしたw
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ベトナム人のびっくり習慣⑥
立って授業を受ける時間がある
これはこの学校特有の教育かもしれませんが、
週に1日3時間程度、立ったままで授業を受ける時間があるんです。
なぜなら、日本に行った時、ほとんどの人が立ち仕事をすることになるので
それに慣れさせるため、という理由でした。
な、なるほど、、
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ベトナム人のびっくり習慣⑦
毎日フルーツをみんなで食べる
これも日本語学校に限らず、ベトナム人共通の習慣だと思いますが、
毎日、誰かしらがスイカ一玉とか、
マンゴー5個くらいとか、何かフルーツを買ってきていて、
休み時間になると皮をむいて食べるんです。
日本ではよくおかしを分けあって食べたりすると思いますが
ベトナムではフルーツでした!
ヘルシーでステキな習慣ですね。
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こうやって日本語学校での出来事を思い出していると
早くかわいい学生に会いたくなります。
今日3/26現在、ベトナムのコロナウイルス感染者数は134名。
今日からレストランも営業停止だそうです。
みんなで協力して感染拡大を阻止できればと思います。